色々制約が有りそう

(AKIBA PC HOTLINEより)
PCI Expressスロットに装着する超高速・大容量のSSDG-Monster-PCIe」がモバイルモードから4月中旬に発売される見込みだ。
容量は256GB/512GB/1TBの3種類で、予価は未定。
PCI Express x8スロットに装着
G-Monster-PCIeはPCI Express x8スロットに装着して使う拡張カードタイプのSSD。既存のSerial ATA接続タイプなどに比べてデータ転送速度が非常に高いのが特長で、リード時750MB/s、ライト時700MB/sとされている。本体はカバーで覆われており中身は見えないが、ハードウェアRAID 0コントローラーとSDRAMによるキャッシュを内蔵しているという。
本体はサイズが230×15×40mm。重量680g。
●価格は相応の高値?
現在の高速SSDが256GB=7万円程度であることや、搭載チップが増えることなどを考えると、相応に高価な製品になることは間違いないが、リード/ライトともに700MB/s前後と言う超高速環境は、DRAMベースのRAMディスクとRAIDカードの組み合わせでもなかなか到達できないもの。
その容量の大きさと合わせ、ストレージ速度を重視する向きには要注目の製品と言えるだろう。
 
 
 
かつて、ioDriveこんなのも出る予定だったんですよね。
NANDフラッシュを利用して大容量と高速アクセスを両立させた、Fusion-ioのioDrive。PCI Express x4で接続。
ioDriveの標準的な消費電力は6W程度という。接続はPCI Express x4となるが、電力はスロットからすべて供給される。
 容量については、40/80/160/320/640/GBの計5製品と1TBを用意できる様子。
当時デモで紹介されたベンチマーク結果によると、4KBのサイズを転送する際の結果で、シーケンシャルアクセスにおいては初回書き込みが600MB/sec前後、読み出しが900MB/sec強。ランダムアクセスは書き込みが300MB/sec前後、読み出し約383MB/secという結果である。
 
 
 
ただ、このioDriveの欠点はOS用…つまりブートドライブとしての利用が確立されていないので、あくまでもデータ用としか利用が見いだせない状況にあることが上げられている。
G-MONSERE PCIeではどの制約があるかは不明ではあるが、超高速なデータデバイスとしてはほぼ最速の位置付けなのは間違いはなさそう。
気になるG-MONSTER PCIeの当初予価は概ね、
256GB…12〜15万円
512GB…15〜18万円
1TB…18〜24万円
の様子ではあるが、現在のレートやSSDの需要供給費からみると3万円ほど後退するかもしれない。