グリッドコンピューティング

ここ最近ではあまり聞かれなくなってきた「グリッドコンピューティング」ですが、久々参加してみました。
 
このグリッドコンピューティングって、昔のアナログなダイヤルアップ絶世期から登場してきたもので、今から7年くらい前だったかなんですが、簡単に言うと、インターネットを通じて膨大なデーターの分割解析のようなもの。
特に何かしなければならないという訳でもなく、ソフトを起動し、ネットに繋いでおけば勝手にやり始めます。
マシンのアイドルタイム等を利用して、膨大なデーターのごく一部を処理し、ホストへ送られます。
ごく一部といっても、それだけでもかなり時間のかかるものではありますが、別にマシンが極端に遅くなったりすることはありません。
国内に上がってきた当時のは、宇宙から飛来する電波の解析のプロジェクトと、新薬のシュミレーションだったかな。
 
久々、今の環境で参加してみました。
流石にI7なら早いんじゃないかね?なんて思ってたんですが、これが大間違い。
高速化・大容量化した今の時代にはさらに膨大になってました。
しかも、マルチスレッドにもキッチリ対応していて、使用率を全開にしたら、当然8スレッドが見事に100%になります。。。
ちなみに、参加してみたのはAIDSや新薬のプロジェクトで、1スレッドあたり平均で約3.5時間かかるようです。
2.66GHzから3.1GHzにOCしてみても、大して時間は変わらず。
なんちゅう量だ…。
一応90%をわざと使用させて、その間に撮りためてある動画を見てますが、何とかCPU使用率の空きが10%でも、特にネットをやるのと動画を試聴する程度では支障はありませんでした。
ただ、CORE TEMPで計るとCPU温度が周囲18度に対して、平均で62度。
瞬間最大で70度。。。
まぁ、若干とはいえOCしてますし。
ただ、MSIのOCツールでは平均46度、瞬間最大54度とかなり差があります。
(恐らく後者のMSI製OCツールの数字の方が正しいかと)
まぁ、消費電力も320Wとか勢いよく上がってやがりますが。
 
とりあえず、外部から接続を想定する形で組み直すATOMマシンを、ただ遊ばせるのも勿体ないので、今後続けるとしたらATOMマシンでやるとは思います。
もしくは24時間マシンの方でも良いけど。
ただやるのはいいんだけど、ある程度押さえ込まないと、消費電力やHDDの劣化がすごいことになりそうなので、そのあたりも考えないとなりませんね。