ATOMと一緒(2日目)

nBit2008-07-26


ATOMを弄ろう2日目を迎える今日は、OCをしてみたいと思います。
巷では1.8GHzまでが限度という事ですが、どこまでいけるのか、メモリだけをCENTURY-MICRO DDR2 800 256MB(エルピーダ)に変えて試してみました。
 
BIOS上ではCPUfreq 133MHz(1.6GHz)→150MHz(1.8GHz)→160MHz(1.92GHz)→166MHz(2.0GHz)と動作の確認はできましたが、166MHzを超えるとどうしても起動自体が安定しません。
あくまでBIOSまでの稼動なので、実際それぞれのOCでOSが起動できるか試してみると以下の結果になりました。
150MHz(1.8GHz)
 →起動可
160MHz(1.92GHz)
 →起動可
166MHz(2.0GHz)
 →起動不可
 
CPUのクーラーを変えてみましたが、21度で落ち着いてしまうものの、起動面は変化無しでOSは立ち上がらずという感じです。
 
160MHz(1.92GHz)時は安定しなさそうだと思ってはいたんですが、CRYSTALMARKの完走は勿論の事、何気に重いタイムリープぶーとベンチ(効果・AAなし→低負荷モードでもFPS7〜8なので)をループで回していますが20週しても落ちないので常用できそうな感じです。
 
なので、NBの電圧が盛れれば回りそうな気がしますが、SBの発熱も気になるので、両面抑えれば166MHz(2.0GHz)超えができるかもしれません。
 
ちなみに、160MHz(1.92GHz)時の消費電力は、最大で内部42W、外部で61Wでした。
実動作クロックが100MHz上がるCPU Freq毎に、最大約1.5Wあたりで上がっていくようです。
 
あとがき
 
ATOM230(1.6GHz)=PEN4(2.0GHz)
ATOM230 OC(1.8GHz)=PEN4(2.4GHz)
ATOM230 OC(1.92GHz)=PEN4(2.5GHz)
 
あたりと同等の演算性のようです。