WindowsVISTA値下げ???

VISTADSP版が2/10から値下げの方向なのか、価格が3〜7000円下がる模様。
今のところ特価ではない様子。
価格設定の間違いだろうと疑っていたものの、訂正がない様子なので確定なのか、その一例として…
VISTA HomeBasic→10980円
VISTA Ultimate→22980円。ビジネスやHomePremiumも同様に値下げにある。
ただし、パッケージ版は下がらない様子でDSPのみとなる。
また、CD-ROM版かDVD版か、32bitか64bitかは不明。
デマかどうか自体が不明なので、明日はっきりとするだろう。
DSP版なので、FDD、HDD、CPU、MEMORY、M/B、VGA等と同時購入が前提。
 
よく、ジャンクメモリやジャンクFDDと無理に合わせて買う人がいますが、これは本来はNGなんです。
DSP版の大前提は
[認定されたシステムビルダーが、ハードに組み込む為のソフトウェアで、保証やサポート(販売・組込までのサポート)をMicrosoftは追わない]
と言う物なので、
ジャンク=不動→組み込む事ができない
…としてNGなのです。
ついでに、
[認定されたシステムビルダー]
として、安く提供するかわりに、組込みハードウェアも購入するという事が、代価として必須な訳ですね。
その為にシステムとして考えられる主要ハードが限定されています。
1ライセンス1システム単位なので、他のシステムには使用する事はできません。
その制限的な形として、XPから導入されたライセンス認証と言う物になりました。
しかし、システムといえど、HDDは消耗品ですし、マザーの電解コンデンサ等寿命は当然あります。
その分で修理をする事があるでしょう。
そうなると、交換する事になりますが、交換していくと最終的には全く違うシステム(2台目)としてなり兼ねません。その場合の制限でもありますが、そのジャッジをどうやって1台として見るのか…それは認証サポートデスク(電話サポート認証)です。
構成変更した理由を聞かれますので、修理と答えると以前の環境から、引き継いだ主要ハードはあるかと聞かれます。
ここでジャッジになる訳ですね。
1つでもあれば、それは立派なライセンスを持つシステムですので、認証をくれます。
この根源がDSP版でも同様にあると言うわけなのです。
では何故認証があるのかというと、不正コピー対策だろ?というのは当たり前の事で、もう2つ大きな理由があります。
1つはハードを売る事で自社製品を使ってもらう為にでもあります。
そして2つめが、1つめに繋る様に、Microsoftとしては、タダ製品を売るだけでは利益は長く大きく出す事ができません。
それなら、いずれはLinuxとかでいいやと世界的標準視されてしまいます。
そこでタダ売るより、御墨付をソフトやハード会社に与える事で自社ブランドの対応とユーザーへの示しとなり、これが共通性や供用というネームブランドや、世界的標準視を持たせられます。
で、そういう形で売られるので購入してしまいますよね?
そうなると更に、様々な分野へ御墨付を与える代りに、プライオリティーを得ます。
ここからも利益を得られるマーケティングにもなります。
(…この結果がWindowsを幅広く使える物として、CMや謳い文句キーワードの[可能性]や[未来]を指している事は余談です)
言い方を悪く言えば、ユーザーやハード会社、ソフト会社から利益をガッツリ取って、半自動的にMicrosoftへ貢献している様な物とも言えます。