値上げですな

DDR3メモリの値上がりが加速、主流のDDR3 2GB×2枚セットが1万円を越えてしまいそうな勢いになってきた。
●最安値は9千円台、1万円越えは必至?
特に値上がりが目に付くのは主流のPC3-10600 2GB×2枚組みセット。
6日(土)現在の最安値は9,380円。主流の価格帯も先週の8千円台後半〜9千円台後半から、9千円中盤〜1万円台中盤へと500〜1,000円近く急上昇している。
こうした背景については、多くのショップが仕入れ値の上昇を指摘。既に「新規入荷分は、どうしても1万円超えで販売せざるを得ない」とするショップが複数あることや、9,980円を「特価」として販売するショップがあることを考えると、少なくとも目先、DDR3 2GB×2枚セットが1万円を超えてしまう可能性が高そうだ。
ちなみに、DDR3 2GB×2枚セットの底値は昨年6月ごろの5,980円(限定特価を除く)。相場的には昨秋からゆるやかに値上がりしており、1月下旬以降、やや加速がついてきたかっこうだ。
また、代替するメモリとしては、同じDDR3の1GB×2枚セットで最安値 4,970円。こちらもやはり値上がり傾向で、1月上旬の最安値(3,480円)から既に4割以上値上がりしている。
●ビット単価はDDR2と再逆転
なお、DDR2の値動きはほぼ横ばいで、PC2-6400の2GB×2枚は現在最安6,480円。マザーボードの主流がDDR3に移っているものの、メモリについては相対的にDDR2の値ごろ感が増しつつある。
メモリ相場の詳細についてはメモリ最安値情報も参照のこと。
 
→ここ最近の値上がり幅は少しずつだったけど、頻度が高かったからねぇ。
DDR2も3もいつぞやの価格に戻ってきてしまった。
これでメモリベンダの低価格競争は終了なんだろうけど、供給ができてしまっていた中での値上げなので、さらにベンダは地味に傷を作る戦いになってしまわないか…。
今後の変動に注意ですね