とうとう来たか

実売価格約4千円と安価な6Gbps Serial ATAインターフェイスカードが玄人志向から登場した。販売されているのはPCI Express x1対応の「SATA3I2-PCIe」「SATA3E2-PCIe」と、ExpressCard /34対応カード「SATA3-EC34」の3製品だ。
これらは6Gbps転送に対応したSerial ATA 3.0準拠のインターフェイスカード。既に、カード付属マザーやオンボードマザーも発売されているSATA 3.0だが、単体販売されているカードは6Gbps SASにも対応した数万円級の製品しかなく、実質的には「手が届かない製品」だったといえる。
今回の製品は、いずれもSerial ATAインターフェイスのみを備えたシンプルなもの。価格が手頃なのが魅力と言える。
搭載コントローラは3製品ともMarvell製「88SE9123」。SATA3I2-PCIeは内部デバイス接続用で、Serial ATAポートを2基装備。SATA3E2-PCIeとSATA3-EC34は外部デバイス接続用で、どちらもeSATAポートを2基備えている。
SATA3I2-PCIeとSATA3E2-PCIeにはLowProfileブラケットなどが付属。SATA3-EC34にはExpressCard /54用アダプタなどが付属している。
なお、6Gbps Serial ATAに対応したHDD/SSDは今のところ未発売。発売時期なども特に告知されていない。

→SATA3いよいよ登場…なんだけど、近年のストレージデバイスの進化は異常なので、すぐに帯域が追いつかれてしまったりするのかな。。。