AMDの色々

(以下AKIBA PC HOTLINEより)
AMDが2日(火)に発表した新しいSocket AM3用CPU 4モデルと、Socket AM2版Athlon X2の新モデルが5日(金)に発売された。
発売された製品は、Phenom II初の65W版となるPhenom II X4 905e(2.5GHz/4コア/L2:512KB×4/L3:6MB)とPhenom II X3 705e(2.5GHz/3コア/L2:512KB×3/L3:6MB)。さらに、Phenomブランド初のデュアルコア品となるPhenom II X2 550 Black Edition(3.1GHz/2コア/L2:512KB×2/L3:6MB/TDP 80W)、Socket AM3初のAthlonとなるAthlon II X2 250(3GHz/2コア/L2:1MB×2/TDP 65W)。
Socket AM2の新モデルはAthlon X2 7750で、従来の「7750 Black Edition」の倍率固定版。
実売価格はPhenom II X4 905eが20,500円前後、Phenom II X3 705eが13,000円前後、Phenom II X2 550 Black Editionが11,000円前後、Athlon X2 250が9,500円前後、Athlon X2 7750が6,900円前後。
Phenom II世代初の65W版
Athlon IIはAM3初の廉価版
Phenom II世代のAMD製CPUはTDPで95W〜125W、価格帯で13,500〜26,000円ほどのモデルしかなかったため、初の65W版となる905e/705eや1万円割れとなるAthlon II X2 250は特に注目株。Athlon X2Phenom IIと同世代の設計ながらもL3キャッシュを削除、コアあたりのL2キャッシュを増量した新コアを採用しており、廉価版CPUの新世代として気になる存在といえる。
AMD製CPUに関しては、デュアルコア/トリプルコアモデルをBIOS設定で「クアッドコア化」する非公式テクニックがネット上で話題になっており、Phenom II X2 550 BEについては「廉価なCPUをマニアックに使いつくす」という点からも注目されそうだ。
 
 
 
先日発表されたばかりの「Istanbul」(開発コード名)こと、6コアOpteronの動作デモがUSER SIDE マルチ・スペースで実施中だ。
販売可能な製品については、2Way対応のOpteron 2427(クロック2.2GHz)、2431(同2.4GHz)が6月下旬に入荷する予定で、2435(同2.6GHz)は「それからやや遅れる」としている。予価は2427が60,690円、2431が93,240円、2435が134,400円。
6コアOpteronは、その名の通り1個のCPUに6つの物理コアを持つという新型のOpteron。現行Opteronの「Shanghai」(開発コード名)をベースにコア数を4から6に増加させる一方、消費電力を従来通りに抑えており、ACP(平均CPU消費電力)はShanghaiと同じ75Wとされている。
Socket Fに対応する点や、45nm SOIプロセスで製造される点は従来と同様。キャッシュ容量は2次3MB(512KB×6)、3次6MB。
新機能としては、データベース、仮想化処理などを高速化するという「HT Assist(HyperTransport Assist)」を搭載。マルチCPU環境においてCPU間のキャッシュプローブ・トラフィックを低減することで、キャッシュの影響を受けやすいアプリケーションの性能が向上するという。HyperTransport 3.0や電力管理機能のAMD-P、仮想化技術のAMD-Vをサポートする点はこれまでと同じだ。
同店のデモ機で使用されているのはOpteron 2435(クロック2.6GHz)とTyan製デュアルSocket Fマザーボード「S2915」。もちろんCPUは2Way構成で、物理コア数が合計12というハイエンド環境が構築されている。OSはWindows Server 2008 Standard。

 
 
 
→新Phenomは予価通りの発売ですが、また4コア化が狙えたりするのかねぇ?
Opteronも実12コアとして構成って言う形ですから、なんかすごいわなー