無限の後期版が登場

(AKIBA PC HOTLINEより)
巨大フィンを5分割したようなユニークな構造のCPUクーラー「MUGEN∞2(SCMG-2000)」がサイズから発売された。実売価格は約5千円。対応ソケットはLGA1366/775、Socket 478/754/939/940/AM2。
MUGEN∞2は同社の大型CPUクーラー「MUGEN」の2代目にあたるモデル。5つのフィンを密着させるように近付けて配置しているのがユニークで、1つの巨大なフィンを5つに分割したようなルックスだ。5つのフィンにはそれぞれヒートパイプが通され、根元のCPU接触部と接続。同社によれば、この構造によりフィン1個あたりの放熱効果が高まり、MUGENと比較して冷却性能が10%向上しているという。
本体サイズは130×100×高さ158mm。重量870g(ファン含む)。冷却ファンは同社の120mmサイズ「KAZE-JYUNI」のPWM対応タイプ(4ピンコネクタ)が付属しており、本体側面の4方向のいずれかに装着できる。

 
 
 
今日、入荷して来ました。
うはー…今までINFINITYを愛用してただけに、これの方がよかったな。。。
重みも増して、単独冷却ゾーン(実際は数枚のフィンはゾーン間が繋がっている)になっていたりと、効果が十分に見込めそうな構造でした。
でもってLGA1366にも対応してるし…AKASAより絶対いいよな、コレ。
 
ヒートパイプ直付けにしないで効果を生ませられるのは、無限や侍シリーズで組まれている1次冷却シンクがあるのが大きなポイント。
直付けは確かにヒートパイプからでみれば効果はあるけど、難点はヘッドにあり、絶対に隙間が生じてしまうので、密着不足に寄るロスが懸念されてしまう。
ヒートパイプの本数で稼ごうとしても、肝心のスポットゾーンは冷却差は出るし、冷却ゾーンを大きくしてもヒートパイプや冷却フィンを長めにとっても、熱が走るのはそれぞれの数%にしかなく無駄に大型化するだけになりやすい。
瞬発的な発熱の対応と、冷却ロスとなって過熱を冗長させるような鈍熱を掃くには、密着させる為の平らなバッファプレートに、圧着させるための適度な重さ、瞬時に上昇する熱の冷却と、全体的な冷却のキャパシティは、無限が一番理想とする形(クーラー)になると考えている。
この後期では、ゾーン分けで熱伝導の機会を作るのが伺えるので、前期より10%の冷却効果というのは、小さいようで大きな差となるといっても過言ではないと思う。
I7のような発熱が増えたCPUにはうってつけの1品になるはずです。