EeePC 1000H-X + CR-9000

nBit2008-12-01

今日の日記は友宛てのレポートになりますが、今更感はあるものの、PhotoFastのCR-9000を触る機会があったのでいじってみました。
 
事の発端は、友のEeePC改造計画でSSD化してしまおうというプランの中、SSDにCR-9000を選んだ訳なのですが、リカバリディスクや単体のOS(XP)でインストールができないと言うことで、友に代わってチャレンジしてみたんですよ。
 
友いわく、「リカバリをやるとEFIのところで止まる」とか「XPを単体でインストールしようとするとHDDが壊れてると言われる」そうで、試しにそのまま、リカバリをかけると確かにEFIの作成でエラーになり止まります。
EFI自体はかみ砕いて言うと、BIOSに代わる物(I/F)で、構成の問題なのだろうか?と疑ってみたものの、あまり理由になりそうな要因が思い当たらず、なにかハードウェアに起因するのは確かというところで、XPの単体インストールを同じく試してみましたが、全く走りません。。。
 
メモリ関連かなーと、手持ちのメモリに交換してみましたが、逆に起動しなくなる事態に連続して見舞われ(3枚試したが1度起動するものの、止まってしまいBIOSは再起しなくなる)、最終的にCR-9000を外すとBIOSは起動します。
 
で、チョコチョコと情報を収拾してみると、気になったのがSDHCカードの相性。
使用していたSDHCはA-DATAのTURBOモデルのSDHCで16GBが6枚。
厳密には7枚で、1枚はCR-9000で使用していたら壊れたそうな。。。
 
で、とりあえず最悪はアクロニス トゥルーイメージでHDDのイメージをまんまリストアすればいいか…とメインマシンでバックアップをとって移そうとすると、挙動が変。
クイックもフルもフォーマットができませんが、ディスクの管理上では正常となります。
試しにそのままCRYSTALMARKをかけようとしても認識せず、I/F(SiI3114や3124)で受け付けられないのか?とUSB接続に変えると、論理ドライブは作れるので実施してみたところ…シーケンシャルリードで30MB/s少しとか。。。
USBだから妥当なのか?とも考えてはみましたが、やはりやや遅い訳で、SSDともなれば遅すぎです。
 
で、集めた情報を元に1枚1枚外してロットを確認すると、6枚中1枚が別ロットだったので、外して5枚にすると、なんと、すんなりフォーマットできちゃいます。
 
まさか…と、組み直してリカバリをかけると、それまではコケていたリカバリも正常に完了し、XPが走りました。。。
 
まさか?!と、友に壊れたというSDHCのロットを確認してもらうと、案の定、省いたSDHCと同じロットでした。
どうやら、相性はかなり出る話しは本当のようです。
まぁ…A-DATAだけあって品質は難色を示しますが、使えないだけではなく破壊されました。
(後々、省いたSDHCをリーダーにかけると、認識はしてもフォーマットができないので壊れたも同然ですかね…もしかしてEFI領域が当たってるのか?と今気付いたので後でみてみます)
 
さて、早さは…?というと、写真のようにCRYSTALMARKで試すと、シーケンシャルに関しては、確かに早い模様。
が、ライトは全般的に死んでます。遅すぎです。
 
細かい読み書きが頻発するOSでは、当然遅くなります。現に起動と終了は数分を要します。
 
この辺りは、RAMドライブによるキャッシュドライブ化や仮装メモリの無効で改善はできそうですが、大きくやるならEWFをプラスで適応させた方が効果は見込めるかもしれません。
常用性というところでは、消費電力だけに留まるもので、速度性は手間隙の覚悟が必要ですね。
容量単価によるコストは、SSDの中では一番ですが、トータルで見ると辛いかもしれません。
 
 
 
>>友
と、言うことで…6枚装備の上、要システムチューン対策って事で。