で…結局出たと?

(AKIBA PC HOTLINEより)
DDR2メモリ対応のACARD製5インチベイ内蔵型RAMディスクユニット「ANS-9010」が発売された。実売価格は49,800円のこと。
ただし、すでに売切れとなっており、次回入荷も「未定」としている。
●DDR2版のi-RAM?
DIMM 8本で最大2ドライブ
ANS-9010は、DDR2 DIMMをSerial ATA接続のRAMディスクとして使える製品。似た製品としては、DDRメモリに対応したGIGABYTE製品、i-RAMシリーズがあるが、この製品は入手性/価格ともに優位なDDR2 DIMMに対応しており、さらにメモリスロットも8基に倍増、2ドライブとして認識できる点などが大きく異なる。
本体のジャンパピンでは1ドライブ/2ドライブモードや、ECC非対応DIMMでECC機能が利用できるECCエミュレーション機能の有無などを選択可能。
本体は2ドライブモードに備えて2基のSerial ATAコネクタを装備。2ドライブ時は両コネクタが別ドライブとして機能する仕組みで、1ドライブあたり4基のメモリスロットが割り当てられる。PC側でRAID 0構成にすることで、並列アクセスなどもできるという。
また、もう一方のECCエミュレーション機能はメモリ容量を8/9に減らすことで、ECC非対応メモリでECC機能を利用するもの。i-RAMでは、「長期間通電し続けると、いつの間にか一部のメモリ内容が化けていることがある」というヘビーユーザーの声もあったが、この機能を利用することで、こうしたエラーを防げるものと思われる。なお、製品自体はECCメモリにも対応している。
●電源は4ピンケーブル+リチウム電池
CFバックアップも対応
電源供給は4ピンケーブル(PCの電源から供給)で行なう仕組み。また、データバックアップ用のリチウム電池を内蔵しており、電源が供給されていなくても1時間程度はデータを保持できる。ただし、それ以上、データを保持する機構はないため、PC電源から供給する場合は注意が必要だ。
このほか、本体前面にCFスロットを1基備え、メモリ上のデータをCFにバックアップしたり、CFからリストアしたりする機能を備えるのも特徴。バックアップ操作は前面左側のボタンで行なえる。ただし、データの転送には時間がかかるとのことで、頻繁に使用するのには適さないようだ。
本体サイズは高さ42×幅145×奥行き214mm。対応メモリはDDR2 400/533/667/800。Serial ATAインターフェイスは転送速度3Gbpsに対応している。

 
 
 
そうか…i-RAMでRAIDにすると不特定にアレイが崩壊する原因はデータが化けてたのか。。。
その対策ともなる、ECCエミュレートが付いてるというのは心強い。
リチウム電池による保持というのも、充電バッテリーよりは維持の面では良いかも。
まぁ…1時間が限界とみても少ないところですが、CFバックアップがあるので時間はかかるだろうけどデータの2段階3段階対策は安心できそうです。
これだけ待った訳ですから、良い仕事してもらわないとね。
i-RAMではただ早いだけ(今となってはシーケンシャルリードが劣ってるけど)の商品でしたが、ANS9010は実用面が期待できるでしょうね。
さて…落ち着いたら仕入れチャンスを伺いますか。