無線LANってどこまでとぶんだろ?

さりげなく気になっていた無線LAN。
国内の合法で扱える電波基準に準拠されている一般的な製品は一体最大距離がどこまであるんだろうか。
検索していると概ね目立つ数字は有効範囲として約40m前後が多い。
この数字は、屋内のアクセスポイントから屋外で拾え、かつ使用ができる範囲になる(といっても曖昧な表現にはなるが…ネットが繋げられる有効範囲と見られる)
また、無障害物時や見通しが良い場合ではなく、見通しが良い環境では、有効範囲で約200m、認識ができる程度であれば、最大で約400m程まで飛んだという環境の人もいたようだ。
しかし、あまり情報として上がっていないだけなのか、それとも実際にはそれほど飛ばなくなったのかはわかり兼ねるが、高速無線LANであるDraft n(IEEE802.11n)に関しては、あまり上がってはいない。
(大きな情報サイトや、メーカーページでは50〜300mと数字は見られるが、ユーザーレベルでの記載がほとんど見当たらない)
 
確かに今とすれば、距離を下手に出せば、セキュリティの危険性も上がってしまう懸念はある中、セキュリティ能力があり、早くて安定すれば良いという見方なら、距離は敷地内で届けば良い。
 
ただ、メーカーにとってみれば、初心者に対して電波出力の設定以前に、ネットワークの設定もままならない事が大半なためか、ネットワークに関してはWPSやAOSS等の簡単設定はあっても、電波レベルが標準で100%(10db?)だったりはする。
 
その場合、一体どこまで飛んで行ってしまってるか、安全性を含め多少は気にした方がいい。
言ってみれば、パスワードをかけたPCを人通りのある外に出して置くような物だろう。