PentiumDualCoreも45nm

45nmプロセス版では最下位のクアッドコアとなるIntel製CPU「Core 2 Quad Q8200」(クロック2.33MHz、FSB 1,333MHz、2次キャッシュ4MB)と、デュアルコアの「Pentium Dual-Core E5200」(クロック2.5GHz、FSB 800MHz、2次キャッシュ2MB)が31日(日)から発売される見込みとなった。
45nm版Pentium Dual-Coreは今回が初登場となる見込み。
予告されているのはいずれもリテールパッケージ品で、予価はCore 2 Quad Q8200が27,780円、Pentium Dual-Core E5200が9,780円。
Core 2 Quad Q8200は、45nm版Core 2 Quadシリーズにおいて最下位となるモデル。クロックはシリーズ中最低の2.33GHz、2次キャッシュも4MB(他モデルは12MBまたは6MB)といったスペックを持つ。
また、パッケージを見る限り、他モデルではサポートされているVT(Virtualization Technology)が非サポートとなっているものと思われる。
S-Specは「SLB5M」。
一方のPentium Dual-Core E5200は、Pentium Dual-Coreシリーズの最上位モデルで、シリーズでは初となる45nmプロセステクノロジの採用や、2MBの2次キャッシュを搭載する点が特徴だ。クロック2.5GHzもシリーズ中で最も高い。S-Specは「SLAY7」。
 
この両モデルは売れる。
VTは別にいらないし、十分価格対効果が見込めるモデルなので、益々インテルのシェアが跳ね上がりそう。
OCに至る分野では、4GHzを超えてまでは高く望めない可能性が高いが、お遊び目的でならそれなり楽しめる程度と思われる。