KRVC-MA8200の効果

発売元が玄人志向のペルチェ搭載VGAクーラー「KRVC-MA8200」をHD3870に取り付けてみました。
購入後に各サイトで評判をみてみると、「付属のビスが短い!」という点が多く、見てみると確かに短いです。
 
実際に取り付けてみると、普通に届きません。
 
クーラーを裏にしてバックプレートを表に押込みながら、さらにドライバーでカナリ力を入れて押込みながらじゃないと締められません。
 
以前、MACS製品のペルチェクーラーを使った際は、バックプレートにクッションが付いてるだけの物で、下手するとクッションが貫通してショートし兼ねなかった経験がありましたが、こちらではクッションとバックプレートの間に2枚の絶縁板が入っているので、何とか信用はできます。
 
VRAM用のヒートシンクは付いていないので別途用意な訳で、用意した物を付けようとすると、クーラーのヒートパイプ(ヘッド側のデッパリ)にぶつかります…。
何とかずらして取り付けましたが。
 
この手のヒートシンクは、ぶっちゃけアルミだと効果はありません。
圧着する手があれば別です。
 
なので、全銅の物で選んではいますが、所詮普通の両面テープ相手には余り効果は望めないかと。
この辺りは、暇があれば圧着させたいと思います。
(そもそも電圧を盛らないと付けても意味は果たさず、変化は変わりませんが)
 
さて、温度の方はどうか?と聞かれると、アイドルでは変わりませんが、ピーク時にリテールでFAN全開でも54度に到達していたのが43度と10度以上も下がっていましたので、流石ペルチェ付という所でしょうか。
リテール時でOCすると、GPUは831MHzまでが限界(Crystalmarkで完走できるレベル)でしたが、904MHzまでの到達を果たしていました。
(GPUvoltageを上げられれば、もう少し回せそうだけど)
それでもピーク56度という形なので、効果はあると見て良いでしょう。
後日、電圧関連を対策してみたいと思います。