グラフィックボードのチップの見方

結構職場上だと質問が多いので、サラッと見方を記しておきます。
 
一番左の数字はチップ世代を示します。
その右隣りの数字はシリーズ、さらに右隣りは00以外の数字が付いた場合は、後継機を示します。アルファベットはクラスで、シリーズの中での性能クラス別で付けられます。
 
例えばGeForceなら…
 
GeForce 8600GT
 
の8は世代で、主にサポートされるAPI(DirectX、OpneGL)や標準仕様の機能等の対応が異なります。数字が高ければ高い程、基本機能性が上です。
 
6はシリーズなので、8の世代の6番シリーズです。
基本的に、0〜9が付きますが数字が高ければ高いほど早いシリーズです。
00は前期版ですが、基本は00です。後々改良された物や、仕様変更された物は50等と付く事があります。
最後にGTの部分は、クラスです。
これも、付かない物→GS→GT→GTX→Ultra等とクラスを付けられますが、付かない物は基本速度や基本性能のシンプルなモデル、GSになると機能性のアップ、GTでは速度性もアップしたベーシックモデル、GTXでは更に機能性と速度性がアップでハイエンドモデル、Ultraは最上位だけの称号ですね。
中にはGX2やDUOと付く物もありますが、これは1枚でボードが2枚の物や、チップが2つ搭載されていたりする双子物で、部類はGTのモデルが2つと思ってもらえれば良いかと思います。
GO、GTOの場合は、モバイル向け…つまりノート等のオンボード用です。
GOはオンボード用になります。
 
なので、7900GTと8600GTなら、早さとすると7900GTの方が早い物になります。
その時の世代にもよりますので全てがこのパターンにならない場合もあります。
 
 
RADEONの場合、例えばRADEON HD2600XTの2は世代で、主にサポートされるAPI(DirectX、OpneGL)や標準仕様の機能等の対応が異なります。
数字が高ければ高い程、基本機能性が上です。
 
2はシリーズなので、2の世代の6番シリーズです。
同じく基本的に、0〜9が付きますが数字が高ければ高いほど早いシリーズです。
右二つの00はそのシリーズのクラスを更に細かく表しています。基本は00です。
やはり後々改良された物や、仕様変更された物は50等と付く事があります。
そしてこれも、最後のXTの部分はクラスで、付かない→GT→PRO→XT→XTX等とクラスを付けられますが、付かない物は基本速度や基本性能のシンプルなモデル、PROになると速度・機能性のあるベーシックモデル、XTでは速度性を更にあげたモデル、XTXではは最上位だけの称号です。
GTはPROに近い速度性がありますが廉価版辺りです。
中にはX2と付く物もありますが、これも1枚でチップが2つ搭載されていたりする双子物で、部類はPROのモデルが22つと思ってもらえれば良いかと思います。
HD3**0シリーズにはクラス表記が無くなってしまいました。
 
とまぁ、こんな感じです。
クラス違いでも、世代やソフト、環境によっては1段階前後しますので、あくまでもどこに属するモデルなのかの目安にするぐらいです。