MP945-VXに驚いた

Aopenの小型ベアボーンとして一時期登場したMP945-VXで組む機会が訪れたので、組んでみたら1つ1つに驚きました。
 
まず、選んだCPUは懐かしのCoreDUO T2500(2.0GHz)、MicronチップのDDR2-667 2GB、HGSTのSATA160GB。
 
まず、電源が入らねぇ…。
どうやら若干コツがいるようで、やや上側を押さないと反応してくれません。
光学ドライブは、逆にやや下気味でディスクを突っ込まないと、上手く認識してくれない事があります。
ここまでは、癖も仕様の内として大目に見てはいたんですが…
 
これ、サウスがICH7Mで、AHCIをサポートしている模様です。(モバイルはよく知らなかったので)
で、付属にドライバFDが付いて来たので、これをUSB接続のFDDから入れるしかないのですが、入れたらとんでもない。
 
中身はICH8RのAHCIRAIDドライバなんです。
 
な・ん・だ これ???
 
とりあえず、添付しているのだから、間違いはないだろうと何度か試しても、HDDがねーよとXPのインストーラーに怒られては戻されの繰り返し。
仕方なく適当な所(ヒューレットパッカードの何かの機種用アップデートドライバだった様な…)から、ICH7MのAHCIドライバを持って来て、突っ込んでみたら、普通に当たりました。
違うドライバじゃねーか!というのは昔、友が玄人志向のMX4000に添付されていたドライバCDが、実はGeForce6シリーズ用だった事件以来です。
 
まぁ、事なきを得て無事インストールしたものの、次にはACPIが使えねーよゴルァ!と言わんばかりに、デバイスマネージャーで「!」が。
とりあえず、付属のCDでインストールしても当たらず、削除して再起動をかけたら、標準ドライバが当たった様で認識されたり…なんかやたら手間が掛りました。
(やり方が悪いんだろうか…)
 
まぁ、一通り最終的には認識し、事が進んだので問題はなさそうですが、ベアなのにお手軽さは求められないと実感。
 
ちなみに、メモリの最大サポートは公式で1GBとされているものの、2GBなら別にいけるだろ…と突っ込んだらいけました。
メモリがフルと言うのもあってか、AHCIも効かせられたのもあって、動作は快適です。
ただ、結構発熱が酷いのか、リアからは熱風がモロに出て来ます…。
(大丈夫なのかこれ?)

 
D-Sub/TV/DVI出力も兼ね揃えているし、USB2.0やIEEE1394a、MiniPCIがあるので、使用面は選ばなそうという所から、下手な構成よりは良いです。
ただ、初心者向きではないので(そもそもモバイルパーツを使うし)、それなりにめんどくささは拭えませんでした。
(初期状態では、SATAコントローラがIDEモードではなく、RAIDモードだし、この設定も、アドバンスドやチップセットBIOS項目ではなく、何故かパワーマネージメント項目にあったりするぐらいなので)
 
うーん…もう少し何とかした方がよかったんじゃないのかな…。