空冷4GHz突破

試験機のマシンにHR-05、HR-05S、HR-09装着作業を実施しました。
いきなりにもここで、HR-09Sの設計ミスを発見。
 
おい…
 
短い側の装着具がヒートパイプにぶつかって付けられねー…。
ということで、HR-09の装着は長い方しかダメな様です。
短い方にするか長い方にするかで付けられるってのは嘘かよ…。
仕方なくHR-09の装着は断念しました。
 
引続きHR-05、HR-09Sを取り付け、こちらのフィッティングは無事OK。
今までのところ、QX6700での最大は3.8GHzでしたが、掲題の通り4GHzに到達。
CPUMP:x15
FSB:1066(266)MHz
CPU:3.99GHz
DRAMBus:1066MHz
DRAMt:5-5-5-15-2T/7.8
VCore:1.575v
VFSB:1.3v
VMEM:1.95v
VChipsetN/S:Auto
VHT:1.4V
といっても、BIOS迄なのでこの暑くなってきた中で稼働できたのは、3.9GHzでした。
CPUMP:x14
FSB:1115(279)MHz
CPU:3.90GHz
DRAMBus:1046MHz
DRAMt:5-5-5-15-2T/7.8
VCore:1.575v
VFSB:1.3v
VMEM:1.9v
VChipsetN/S:Auto
VHT:1.4V
温度は室温25度に対し、CPUアイドル57度、MCHが35度、M/Bは28度。
以前はMCHなんかだと55度を超えるので、上手く上げられずといった形でした。
んー…このマザーでBIOS上だけあっても4GHzに乗せられたので、あとはメモリぐらいかなーと思われます。
どうも、細かいメモリへの倍率設定ができても、メモリコントローラからの扱い方がやはり下手なのか、FSB1200(400)MHzまでぶっこむとコケまくりです。(P965では最大で550MHzまでいくのに)
タイミングを緩めてもダメ、電圧を盛ってもダメ、細かく倍率をいれてやっても落ち着きがなく、nForceは扱い方が難しいですね。
 
一区切りついてから、職場の人から電話が。
同じくHR-05を取り入れた様で、OCしようとセッティングを変更したら(既に以前私めがセッティングした)映らないんだけどー…との事。
既にP5B寺の項目が頭から飛んでたので、1つ1つ聞いてみて、おおよその値と現在の環境から壁を算出。
たぶん、CPUFreqは400MHzで壁になると思いますよーと話すと、380MHz→OK、390MHz→OK、400MHz→NGと算出通りに。
安定領域は380〜390MHzですねーと伝え、こちらは最終的にFSB350MHz→FSB380MHz…E6700相当(E6320で倍率変更なし→2.66GHz)でとどまった。
 
流石HR-05は空冷で最強なチップセットクーラー。
安くても効果はありますね。