ネット通販だと割り切れるものなのかね?

一般家庭用プリンタでみかける「互換インク」。
うちでも売ってはいますが、純正と間違えたり、問題はないと思い込んでいたりするのが大半で、実際、プリンタが故障していたらインクのせいでなさそうでもメーカーは問答無用で保証があったとしても修理は一切お断り(互換インクを使用したためにそれが原因とされる)。
 
果たしてこの事実を理解している消費者は理解して買っているのだろうか。
 
とある、ネット通販で互換インクについてよくある質問を見てみた。
 
 
Q. 汎用インクカートリッジを使用することによってプリンタに影響はありませんか?
A.使用しておりますインクの品質に関しましては、日々品質確認及び改良を行っており、インクの成分の違いによってヘッド自体を詰まらせたり破損させてしまうような事はございませんので、安心してお使いいただけます。
 
しかし、保証問題は一切触れてはいない。
中には互換インク販売メーカーでは…
「互換インクのせいだとして技術的にありえない原因を押し付けられる行為をメーカーにされてしまう為、もし万一何かあった場合はプリンタメーカーではなく、当社にご連絡下さい」
というメーカーもある。
これは、原因を互換インクメーカーなりが細分化して、メーカーの責務であることを表にださせて修理させるのだが、逆手をとればグレーゾーンな事でもある。
 
さて、確かに中には理解していて購入している消費者もいるが、ほとんどは把握できていなくて「純正じゃないんでしょ?」程度にしか理解されていないケースが殆ど。
中には純正のようなパッケージで見間違って購入する消費者もいる。
 
互換の良し悪しはコストと保証ではあるが、割り切る必要がある。
 
ネット販売はどうなんだろうか。
そういう錯誤の問題は多いだろうが、ネット販売業者と消費者がぶつかる(クレーム)ことは実店舗より少ないのかもしれない。