人の育て方

人の育て方というと、そう、仕事での人材育成ですね。
何れの仕事も、最終的にはマンパワーであることには違いはなく、そして資産でもあること。
 
僕流の育て方と育てられ方を印したいと思います。
事は単純。
 
育てるのも育てられるのも、基本は放置です。
場面場面に直面して、プロセスを身をもって体感するのが一番。
マニュアルに沿えば均一にはなっても、個性能力は活かせず、底上げになるものじゃないです。
 
十人十色とは良く言ったもので、放置することから学べば、それぞれの性質から何が弱く・何が強いのかもわかりやすいです。
そこから、弱い部分にはマニュアル指導を部分的にやれば平均値にはもっていける。
強い部分には放置し、物の見方ができれば底上げにはなるものです。
 
失敗にギャーギャー言うのは、失敗に恐れるようになり底上げどころか、次第に保守質になりがちで、挑戦心はなくなりやすいものです。
挑戦心がなくなれば、ただ言われるがままの人間に仕立てあげるだけ。
 
全く怒らないというのも、事の重大さが理解させられず、大きくマイナス。
飴と鞭とは言っても…これって出来る人っていないんじゃないかな〜と。
50対50の感覚では反発心が強くなるだけだし、飴80対鞭20でもナーナーになるだけ。
飴70対鞭30位がいいんだろうけど、中々上手く配分できるものでもないです。
それは教えられる者・教える者の相性もあるしで、この微妙なバランスは難しいです。
でなければ、皆が皆、上手くできている訳ですからね。
でもそうじゃない事の方が圧倒的に多く感じることが多いでしょ。
 
子供の育て方とは全く違う育て方であって、人として形成が完了している者を育てるのは、難しいものです。
 
ひっくるめてみれば、その性質を知らなくては、事は始まるものじゃないと言う訳なんです。
なので、知るには自由にさせてそれを見定める為に、放置する事が重用ってものです。
 
まぁ…なかなか上手く説明はできませんけどね。